センター長挨拶Greetings

地域のがんゲノム医療の充実を進めて参ります

岡山大学病院 ゲノム医療総合推進センターのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。令和7年10月よりセンター長を拝命しました遠西大輔です。
当センターは平成29年12月に設立され、がんをはじめとした様々な病気の診断や治療に役立つ「ゲノム情報(遺伝子の情報)」を活用し、診療・研究・人材育成を進めています。医療においてゲノム情報が果たす役割は益々大きくなり、ゲノム医療を地域や社会に広めていくための拠点としての任務を果たしていきます。

センターには5つの部門があり、診療支援部、人材育成部、生体試料・情報管理部、研究開発部、臨床応用部が力を合わせることで、より質の高い医療を患者さんに届けられるよう努めています。特にがんゲノム医療に注力しており、がんゲノム中核拠点病院としての当院の役割を果たすとともに、主には中国・四国地方のがんゲノム医療の拠点病院・連携病院とともに活動を行っています。

患者さん一人ひとりのゲノム情報に基づく「個別化医療(プレシジョンメディシン)」を提供できる体制づくりを進めるべく、これからも地域のがんゲノム医療のさらなる充実に向けて尽力してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

センター長  遠西えんにし 大輔だいすけ