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2021/11/01お知らせ

「令和3年度ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(次世代医療基盤を支えるゲノム・オミックス解析)」 に採択されました

 岡山大学病院ゲノム医療総合推進センターの遠西大輔研究教授、冨田秀太准教授らの共同研究課題が11月1日、
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「令和3年度ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム
(次世代医療基盤を支えるゲノム・オミックス解析)」 に採択されました。  

 同事業は、国内のバイオバンクや健康・医療情報等に付随したゲノム・オミックス情報を備えたコホート等研究基盤が保有する
生体試料の解析とそれらの情報化において、ゲノム医療実現のための効率的・効果的な基盤データの整備を実施するものです。
「慢性閉塞性肺疾患(COPD)の病態解明・新規治療開発のための空間解析を含むマルチオミックスデータベース構築」という研究開発課題で採択されました。

  岡山大学に配備された国内外最先端のゲノム解析技術を用いてCOPDの原因を明らかにし、この疾患で苦しむ患者さんの個別化医療に繋げたいと思います。  
ゲノム等に関する解析技術や、それを活用した研究開発の急速な進展により、遺伝要因等による個人ごとの違いを考慮した次世代医療の実現への期待が高まっています。
そのためには大規模なバイオバンクや、ゲノム情報や健康・医療情報を備えたコホート等の研究基盤を十分に活用することが求められます。

 これからも、本学の強みである医療系研究力を最大限に活かし、岡山大学病院ゲノム医療総合推進センターやバイオバンクが連携して、
「肺の生活習慣病」であるCOPDの病態解明、新規診断マーカーと治療標的の開発に貢献していきます。


【本件問い合わせ】
岡山大学病院ゲノム医療総合推進センター
研究教授 遠西大輔/准教授 冨田秀太
TEL:086-235-7414


 

「令和3年度ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(次世代医療基盤を支えるゲノム・オミックス解析)」 に採択されました